導入のキッカケはある交通事故のニュース。
車両管理だけでなく、安全管理の重要性を痛感

「 導入当時は数回ほどメールや電話で問い合わせしましたが、あとは自分で触るうちに覚えられました 」と話す管理部総務課係長の雨堤様。

数年前に起きた長距離バスの交通事故。高速道路の壁面に衝突し、大勢の死傷者を出す大惨事となったあの事故の原因が、ドライバーの居眠り運転だったことはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

 

長時間連続で運転したり、一日で200キロ、300キロを超えるような長距離をひとりで運転したりすると、どうしても事故の発生率は高くなりがち。とはいえ仕事を優先するドライバーが自分自身でアラートを出し、自身の運転を冷静に管理・セーブするのはとても難しく、荷が重いこと。

 

事故を未然に防ぐためにも、またドライバーの安全を守るためにも、会社は社員の運転状況を正確に把握する義務がある。当時、高速道路で大破したあのバスの映像を見て、改めてそう感じたことが「 CiEMS 」導入のキッカケでした。

 

 

 

ドライバーの報告が頼りだったアバウトな運転記録。
「 CiEMS 」で今まで見えなかった正確な情報を。

昔つけていた運転日報。ドライバーが手書きし、管理者側はもれなく収集・ファイリングしていたという。CiEMS導入後は作業負担が減ったのはもちろん、より正確なデータも収集できるようになった。

システムを導入する前、日々の運転報告は紙ベースで運用。日報を手書きする作業を通じて、安全運転への意識づけをする狙いはあったものの、皆日々の忙しさの中、どうしてもアバウトな報告になりがちに。

 

また管理者側も日報をなかなか提出しないドライバーから書類を集めることに注力してしまい、データ分析までは手が回っていませんでした。「 CiEMS 」導入後、運転時間はもちろん、速度変化、アイドリング情報など、これまで分からなかった正確な運転情報がデータとなって収集可能に。結果、事故を未然に防ぐ策を講じられることが何よりの利点でした。例えば、長距離運転をしがちなドライバーのデータがあがってきたら、電車とレンタカーの併用を指導するなど、事故を起こさない対策を一緒に考えることができるようになりました。

 

ドライバーだけに責任を負わせず、会社全体で安全運転を守る体制が整ったこと、これは弊社にとっては大きな進化でした。

 

 

ドライバーに負荷が少ない操作方法も好評。
収集するデータが選択できるのも嬉しい。

「 データ収集のタイミングは、毎日でも、毎週でも自分の好きなとき、気になる時に自在に集められるのが嬉しい 」と話すのは、管理部総務課の脇様。運転手だけでなく、管理側の負担も軽減された。

実は「 CiEMS 」導入前に一度、他社の運転管理システムをテスト導入したことがありました。しかしドライバーが操作しなければならない手順が多く、スマートフォンに不慣れなドライバー、50代以降のドライバーたちにとっては精神的負担の大きいものでした。

 

それに比べて「 CiEMS 」は、ドライバーが操作する手順がきわめて少ないことでドライバーが操作を忘れることがほとんどなく、データを正確に収集できます。

 

もうひとつの魅力は、位置情報の取得を選択できた事。弊社では運転距離や時間のデータは必要だったものの、ドライバーの位置情報は必要ありません。ドライバーを管理するというよりも、安全に見守るための情報だけを正確に把握するようにしています。

 

 

このデータをもっと活用して、より安全性を高めていきたい。

「 CSV 書き出しが出来るので、弊社既存の管理システム( Lotus )にも簡単に取り込めました 」と雨堤様。社内で現在使っているシステムを有効活用できるもの利点のひとつ。

現在弊社では「 CiEMS 」から得たデータを元にして、運転状況に課題があるドライバーへ、イエローカード、レッドカードなど、段階を分けて警告を出す制度を導入しています。

 

ただそれはドライバーを罰するという意味ではなく、「 その状況に陥った時、どう対応するか 」を一緒に考える機会を作るためと捉えています。安全運転、良い運転をしているドライバーを高く評価する事に使いたい、そして会社全体で安全運転への意識を高めていきたい、そう考えています。

 

会社として従業員の「 生命 」を守る責任を果たすために、これからも「 CiEMS 」は大きな力を発揮してくれると期待しています。